- フレッツ光が引いてあることが前提。
- HSDPA対応な装置を置く。特定のユーザのみ使用できる。(速度がどこまで出るのかは明記されてない?)
- 月額980円
- 通話料の割引等はなし。
- ハンドオーバーしない。
- エリアへの出入通知機能を提供。
- 電波調査実施。申し込みから6週間で設置。
実質的に「通信状況が安定しているホームアンテナを月980円でレンタルするよ」ということである。
サービス提供側としては妥当な落としどころ。利用側としてはきわめて微妙なサービス。
まず、ハンドオーバーは無理。現状でこれを可能にするとネットワークが破綻する。
ハンドオーバーできない基地局は端末から見えていないのと同じなので、現行機種では外のエリアとの出入りに手動切替が必要になる。最新機種は優先的に探してくれるらしい。
外を飛んでいる電波とは、当然相互に品質劣化を生じる。「外が強すぎるのでつけられません(つけても効果がありません)」というのは出てきそうだ。対象外の人がフェムトセル圏内に入るとひどい品質劣化が起こるが、いまなら800Mに逃げてくれそうだ。
一般家庭で電波調査をするのは・・・大変だろうなぁ。どこまでカバーしたいのか聞き取りをして、そこに立ち入って測定をして、というのをプライベート空間でやるのは難しい。「土日でないとダメ」とか言われそうだし。
設置する位置は、フレッツの機器がついている近所が基本になるだろうけど、そこではカバーできない場合はどうするんだろう。(LANケーブルとAC100Vがあればどこでもつけられるはずだけど)
通話料割引をしないのは、よそが同等サービスを出していないからだろう。
とりあえず私は関わることはなさそうだよ、ってことで。