養老鉄道

9時30分すぎに桑名着。近鉄ホームの反対側だが、仕切りができていて有人改札になっている。切符は裏が白いので、外の改札口でも自動改札は通れない。
(もと近鉄養老線ですが、赤字がかさんで運営が分離されちゃいました)
2両編成。ワンマンなのに後ろに乗務員さんが乗ってるな・・・と思ってたら、次の駅で降りちゃいました。駅員みたい。
揖斐川の西側の山地ぎりぎりのところを、南から北にトコトコ走っていく。いつも桜を見に行く円城寺谷も、この戦場にあるのです。
多度駅の手前までは集落の山側を走る。NTT局で面白い鉄塔を見かけたので、今度撮りに行こう。
岐阜県に入ったところでいったん田んぼの中に降りる。円城寺谷を眺めると、きれいに緑色だった。
石津駅の先で天井川をくぐり、美濃山崎駅のさきでもう一つ天井側トンネル、内側のレンガ積みがきれいな陸橋をくぐって大きくカーブ、川を渡って駒野駅。このへんは景色がめまぐるしく変わってほんとうに飽きない。
駒野駅の横には、印象的なコンクリートののこぎり屋根がある。Wikipediaの駒野駅の写真にちょっと写っている。紡績工場の一部らしい。
いったん水田レベルまで降りたのち、養老駅までゆるやかにのぼって行く。そこから東に大きくカーブして水田に駆け下り、両側に高架橋がくっついた高い杭瀬川の橋を渡り、北に向き直って大垣市の郊外を走っていく。
美濃青柳駅のあたりでイビデン工場の中を通り抜け、車庫のある西大垣駅を過ぎ、カーブするといつの間にか北からくる線路と併走して大垣駅着。(線路はスイッチバックしている)ここまで1時間10分。
田舎びた風景と季節の感触が楽しめる良い路線だと思う。沿線を自転車で走っても楽しいし。今度は秋に乗ろう。