電撃!!イージス5

ブックオフ100円棚シリーズ。ハルヒ谷川流さんの本。
ハルヒは放置してあるものの、「学校を出よう!」やら「絶望系 閉じられた世界」「ボクのセカイをまもるヒト」といった電撃文庫で出ている分は読んでたりする。
どうもこの人の作品で共通して感じる違和感というのがあって、それは「主人公が徹底して受身」という点だ。キョンもたぶんにその傾向だが、周りで起こる出来事に対し主人公は主体的な行動を起こすことはほとんどない。中心にありながら外部の傍観者でいつづけるという感覚にどうにも不自然さを感じるのだが、この作品にはそれがない。
主人公が巻き込まれるパターンは共通するものの、ここでは積極的にサポートにまわっている点が他との違いになっている。