ありがちな話

うちが現地で行う最終試験には、温度異常とかブレーカー断といった装置のアラームを実際に発生させて、オペレーションセンターで確認するという項目がある。
この日の装置は、実ははじめて触る形式で、事前に資料に目を通していたのだが取説はほとんど読んでいない状態であった。
そして件のアラーム確認で、温度異常を発生させるため装置上部のセンサーを加熱(ありていにいえばドライヤーでぶわ〜だ)していたら、いきなり装置全体が落っこちた。
そう、サーマルシャットダウンしちまったのだ(汗)
あわてて取説を見ると、装置内にはセンサーが3箇所あり、下部の二つのセンサーはアラーム発生、上部のセンサーは装置の熱保護用と役割が分かれていたのだ。つまり、加熱しちゃいけないセンサーを加熱しちゃったわけで・・・
まあ、オペでは知られた事象らしく、「今度は気を付けてくださいね」で済んだのだけど、取説はしっかり読もうという教訓になりましたとさ。
#うちはまともなナレッジマネジメントが存在しないからなぁ・・・